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月と太陽を同時にみるとき

by ogura nana

空に滲む太陽を背にして、真っ暗の中車を走られば正面にまあるい光が現れる。

夜のテンションでデスバレーの近くまで行ってどこかに泊まるはずが反対方向のLas Vegasへ突然行くことに、理由は行きたくなったから。

映画に出てくるような、何もなく永遠に続きそうな道を走り続け少しずつ見えてくる光、そして私たちはイメージ通りのLas Vegasに辿り着いた。

一晩だけの滞在だったので眠らない街を眠らずに歩いてみることにした。治安はいいとは言えないし、最近カリフォルニア州でマリファナが合法になったのかどこでもみんな吸っていて、甘い香りになんとも言えない気持ちを抱く。

光に溢れすぎていて、正直何をいいとするのかよく分からないそんな街。お金が流れ絶え間なく回る、眩しすぎる世界は私には合わなかった。

そして夜中街歩きをしたわたしたちは、ホテルについてガラスの外で鳥が鳴く頃眠りについた。

24/7

もうすっかりなれたけど私は一緒にいる時は常にカメラを向けられてる。嬉しくも鬱陶しくもこれが幸せ。

記憶を残したい、だから私は写真を撮る。インスタ映えでも、いいねが欲しいのでもなくて消えてく記憶を、止めてしまいたい一瞬を、記録に残したい。そんな想いで一生に一度しか訪れない瞬間にファインダーを覗く。その想いが同じだから、24時間カメラを向けられても鬱陶しいけど愛おしい。

月と太陽を同時にみるとき

ラスベガスから3時間弱、Death Valley National Parkに着いて感じるのは今までに感じたことのない極度乾燥、食べようと手にしたパンが20秒後にはラスクになった。ただ名前とは裏腹にジョシュアツリーよりも遥かに施設が整っていて、死の谷でアイスすら食べれた。

広大な敷地では大きな岩に塩の大地、砂漠までいろんな自然の姿を見ることができる。そんな場所へ来た一番の目的は砂漠へ行きたいから。去年のちょうど1年前はモロッコのサハラを訪れた、それから私は砂漠の虜になった。

砂漠で夕日を見た、太陽が西に沈み空の滲みをほんのりと冷たい砂の上に座って眺める。東の空から光が溢れる、徐々に徐々に、明るくなる、そんな変な現象の正体は満月だった。黄金色のまあるい月が暗くなり始めた空へ上がる。

翌日の朝日をこの砂漠で見ることを決めた。デスバレーは東アメリカで最も乾燥地帯で海抜がマイナスになる土地もある。10月のデスバレーでのキャンプは過ごしやすい、そして1日に何リットルの水を飲んでも乾燥からは逃れられない。

朝5時に起きて砂漠へ、冷たい砂の上で朝日を待つ。朝日の影を感じ東の空をひたすらに眺める。少しづつ光の道筋が山の間から差し込む。西の山へ光が当たり山はピンク色に姿を変え、少しづつ砂漠の砂へ光が当たる。

そして世界は黄金色へ、立ち尽くすこの場所が少しづつ少しづつ輝いてゆく。

光の粒が太陽の光に反射してキラキラと輝く。そんな景色に夢中になっていたのも束の間、今度は西の空でまあるく白い月が朝に別れを告げる。

東の空に太陽が顔を出し、西の空では月が沈んでゆく。360度見渡す限り空の色が違くて、丸い地球の上に立っていることを実感した。

旅へ出ると何気ないけど決して当たり前ではない瞬間に巡り合う。ひとつひとつが目新しく、色んな感動を与えてくれる。こんな瞬間があるから旅はまだまだやめられない。ここへ来て久しぶりにそう感じ、自然に心奪われた。

まだまだ旅をしよう。

好きなことを仕事にして、
好きな人と仕事をする。
好きな場所へ行き、
常に新しい刺激を吸収する。
きっと新しいことが始まる。

とか言って、遊んで→忙しなく働いての繰り返しなのでもっとバランスよく仕事も旅も遊びもこなすことが今の目標かな笑!

今日はここまで〜、次回は西海岸へ戻ってまったりしていた旅の日々を書こうかな。オススメのビーチやご飯屋さんやColdplayのライブの感想など〜!

それでは今夜は取材で来た沖縄からお送りしました〜、めんそ〜れ、はいさ〜イ!素敵な夜を!

all photo by nana&tatsuya
Have a good day ;)nana


ogura nana
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