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夏風に吹かれたら全部忘れた

by ogura nana

触れる船に吸い付くような感覚がする

たまにぐいんと揺れる船の動きは床に寝ていると全身に伝わり目を覚ます。

24時間の船旅は想像以上に時計の針がのんびりで寝ても寝ても、起きてご飯を食べてもまだ時間は半分以上あって目指す島がどれだけ果てにあるのか、もはや想像もできなければ、夢のようにも感じる

彼が観光庁のPR動画を撮っていたりとたまたま恵まれた環境柄、小笠原の情報が経験がないのに脳内に刻み込まれすぎて想像や期待することに思考が少し足踏みする、期待しずぎが怖いから

でもその期待すら、想像すら遥かに超えていく自然と人の温かさと
何かきっとパワーが宿る場所なんだろうって、今船の上、そう思う。

この旅はちょっとだけ私にとって特別で、言葉にするとつまらないけど
「いろいろな刺激に出逢いたい」
その想いが初めてひとりで海外へ行った3年前のあの時になんだか似ている

「今自分を変化させたい!」
この想いが最近自分の中で絡まってる、そんな時期だから。きっとそんな時期は定期的に訪れて、私の中では3年周期なのかなと思うけど。

人生で忘れられない日々のはじまりを感じる

「ヌール(アラビア語で光)で始まれば、ヌールで終わる」

わたしが好きなアラビア語の言葉
光を感じてものごとが始まれば、そのことは必ず光を放って終わる
そんな意味

モロッコへ行った時、友達になったモロッコ人に教わった言葉で、いつも大切に、そして光の感覚を大事にするきっかけになった言葉。光って目に見えるものだけじゃなくて、可能性とか方向性とかそんなニュアンスも含まれる

だからきっとこの旅はヌールで終わる

受け入れらないこと

受け入れらないことが人生ではきっと山程あって、自分にとってそんな苦難にぶつかった数ヶ月だった。

体調がなんだか悪いな~と数ヶ月思っててやっと病院へ行ったら検査結果は難病指定の病気が見つかって、島へ行くのに原付き免許すら持っていないから少し勉強して学科試験を受けたら1点足りなくて落ちたり。

へこんで、元気を取り戻して、またへこんで。なんか他人にとってはどうでもいいことでも、精神的にも肉体的にも弱い日々を送ってたな~と今振り返ると思う。

まず健康は第一に大切だからみんな本当に気をつけてほしい。気をつけても無理な時もあるけど、どんなものでもきっと病気となると精神的ダメージは自分が思うより大きい。

その次、原付き免許は運転に興味を23年間持たなかった自分からすると、交通ルールは思ったより難しい。

しかも中途半端だと誰かの死を招くから、徹底して勉強したほうがいい。1点足りなくて落ちた時はなんか病気って言われた時よりも絶望的に感じた(笑)ちなみに翌週にほぼ満点で受かりました!!

受け入れたくないことを受けいるのには結構パワーが必要で、毎日笑って楽しく、健康に生きていることって当たり前なんだけど、とっても幸せなことだと再確認した。

別に病気になったからって死ぬわけでもなくて、何も変わらなくて、やっぱり生きてるならとことん好きなことをしたいなと思う。

なのでとてもいいタイミングでの小笠原滞在です。8月末までいる予定なので日々つらつら思ったことを感じたことを、大切な想いで、小笠原での写真と共に書いていこうと思います。

小笠原諸島父島にきて2日目、苦しかったことも大変だったこともこの島の風に吹かれたらひとつひとつ忘れていくようなそんな感覚。楽しんでます、すでに焦げてます!

Kaupili nana.


ogura nana
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